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住宅防火『いのちを守る10のポイント』
令和4年中に発生した住宅火災により、全国で972名の方が亡くなっています。
死者の発生した住宅火災の出火原因を見ると、電気機器によるものが最も多く、次いでたばこ、ストーブによるものが高い割合を占めています。また、火災により亡くなった65歳以上の高齢者は731名で全体の約7割を占めており、高齢者を住宅火災から守ることが課題とされています。
住宅防火のポイントを確認し、火災予防に努めましょう。
☆4つの習慣 6つの対策
4つの習慣
1. 寝たばこは絶対にしない、させない
2. ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
3. こんろを使うときは火のそばを離れない
4. コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
6つの対策
1. 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する
2. 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
3. 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する
4. 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく
5. お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
6. 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う